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バイク・車の折れたボルト除去|アルミのねじ山を残したまま抜きます

全国から宅配便でお預かり

アルミにドリルを入れる前に、いちど止めてください

シリンダーヘッド、クランクケース、ミッションケース、フロントメンバー。アルミは柔らかく、鉄のボルトは硬い。ドリルで揉めば先にアルミが負けます。放電加工なら、折れたボルトだけを溶かして、めねじを残せます。逆タップやエキストラクターが折れて二重に詰まった状態でも対応します。

部品だけでOK車両ごとでなく、外した部品を送っていただければ結構です
硬さは無関係超硬の逆タップ・折れたビットも溶かして除去します
写真1枚で回答可否と費用・日数の目安を営業時間内は当日中に
CASES

実際にご相談いただいている状態

当社に届くご依頼から、多いものを挙げます。同じ状況であれば、まず写真をお送りください。

シリンダーヘッドのスタッドボルトが折れたエキストラクターで救おうとして、そのエキストラクターまで折れた状態。二重に詰まっていても除去できます。
クランクケースのボルトを折り、逆タップも折ったアルミのケース側を傷めずに、鉄と超硬の両方を溶かして抜きます。
ミッションの中間ケースに折れ込んだM8ボルト除去後にめねじの復旧まで含めてご相談いただくことが多い部位です。
アルミ製フロントメンバーの固着ボルトが複数本長年の固着で折れたものを、数本まとめてお預かりすることもあります。
カムホルダーのM6ボルトが折れた狭くて工具が入らない位置でも、電極を細くして対応できます。
バックドア金具・補機類の小径ボルト破断M3〜M6の細いものも、径に合わせた電極で抜きます。
ディストリビューターのボルトにビットが折れ込んだ工具の折れ込みは硬すぎてドリルが立ちません。放電の出番です。
カーボンフレームに六角レンチが折れて埋まったカーボンは電気を通さないため溶けません。金属の工具だけが消えます。
WHY

アルミ部品の折れボルトが、いちばん危ないわけ

アルミは柔らかく、そこに刺さっている鉄や超硬のボルトは硬い。この硬さの差が問題です。ドリルの刃はボルトに弾かれて逃げ、逃げた先にある柔らかいアルミを削ります。結果、穴が広がり、芯がずれ、ねじ山が失われます。そこまで進むと、ヘリサートを入れるにも下穴が大きすぎて入らない、という状態になります。

放電加工は刃物を当てません。電極とボルトの間に火花を飛ばし、電極の真下にあるものだけを溶かします。硬さは関係なく、電極が触れていないアルミには何も起きません。だから、めねじを残したまま抜けます。

ドリル・逆タップで攻める場合放電加工の場合ドリル折れたボルトアルミの母材(柔らかい)刃がボルトに負け、アルミ側が削れる電極(真鍮パイプ)真下だけが溶けるねじ山はそのまま母材には触れずに抜ける
左:刃物はボルトに負け、逃げた先のアルミを削る。右:放電は電極の真下だけを溶かすため、ねじ山が残る。
SCOPE

お預かりできる部品と、折れているもの

部位の例折れているもの対応
シリンダーヘッド/クランクケーススタッドボルト、M5〜M12のボルト、エキストラクター可
ミッション・デフのアルミケースボルト、タップ、ドリル可(めねじ復旧のご相談も可)
サスペンション周り・フロントメンバー固着して折れたボルト(複数本まとめて可)可
補機・ブラケット・金具類M3程度の小径ボルト、ビット、タップ可
カーボン/樹脂フレームに埋まった金属工具六角レンチ、ボルト可(母材は電気を通さないため溶けません)
鋳鉄・鋼のブロックボルト、タップ、ドリル、逆タップ可

材質は、電気を通す金属であれば硬さを問いません。焼き入れ鋼、超硬、ステンレス、チタン、インコネルも同じように溶かせます。逆に、電気を通さないもの(樹脂・ガラス・セラミック)は溶けません。カーボンフレームの例のように、これは有利に働くこともあります。

送る前に、これだけはお控えください

① これ以上ドリルで揉まないでください。穴が広がるほど、復旧の費用と日数が増えます。
② 溶接での肉盛りは避けてください。アルミが歪み、熱影響で周囲が脆くなります。
③ 叩き込まないでください。ボルトが奥へ入ると、電極を入れる余地がなくなります。
いまの状態が、いちばん安く早く直せる状態です。触る前にご相談ください。

COST & LEAD TIME

費用と日数の目安

内容費用の目安(税抜)日数
ボルト・タップ1本の除去(標準的な深さ)数千円〜5万円程度通常1週間前後
特急2〜5日
逆タップ・エキストラクターの二重折れ状態により加算通常1週間前後
特急2〜5日
複数本まとめて本数と段取りで変動(まとめたほうが割安)本数により相談
除去後のめねじ復旧・ヘリサート別途お見積りあわせてご相談ください

費用は、ボルトの径・深さ・材質・部品の大きさ・段取りの手間で変わります。写真1枚あれば、営業時間内は当日中に目安をお返しします。取れないと判断した場合は、その理由をお伝えします。無理にお勧めはしません。

FLOW

ご依頼の進め方

  1. 写真を撮って送る折れた部分の寄りが1枚と、部品の全体が分かるものが1枚。定規を一緒に写していただけると寸法が伝わります。図面は不要です。
  2. 可否と費用・日数をお返しする営業時間内であれば当日中にご返信します。この時点では費用はかかりません。判断だけのご相談でも構いません。
  3. 部品を送っていただく車両ごとではなく、外した部品だけで結構です。全国から宅配便でお預かりしています。梱包は割れ物と同じ扱いで十分です。
  4. 除去して返送除去後の状態を写真でご報告します。めねじの復旧が必要な場合は、あわせてご相談ください。
COMPARISON

ほかの方法と比べると

方法アルミ母材への影響超硬・焼入れ材向いている場面
ドリルで揉む大きい(穴が広がる)不可浅く、突き出しがある場合
エキストラクター(逆タップ)中(折れると悪化)不可固着が軽い場合
溶接でナットを付ける大きい(熱歪み)条件付き鉄の部品で突き出しがある場合
放電加工ほぼ無し可硬い・深い・アルミ母材・工具が折れ込んだ場合
DEPTH

どこまで深いと難しいのか

「深すぎて無理ではないか」というご質問をよくいただきます。放電加工で折れ込み工具を抜くとき、難易度を決めるのは深さそのものではなく、穴の径に対する深さの比率です。細くて深いほど、電極が細くなり、加工液を送り込みにくくなって時間がかかります。

状態目安コメント
浅い折れ込み(径の3倍程度まで)標準的もっとも多い依頼。段取りが決まれば早いです。
中程度(径の5〜10倍)対応可電極の消耗を見ながら数回に分けて進めます。
深い(径の10倍以上)要相談細穴放電機で対応します。当社では深さ350mmまでの実績があります。
斜めに折れている/芯がずれている要写真芯の出し方が変わるため、写真で状態を確認してからお答えします。

当社は形彫・ワイヤー・細穴の3方式を社内に揃えています。折れ込みの位置と深さに応じて方式を選べるので、「この機械では届かない」という理由でお断りすることがほとんどありません。

AFTER

抜いたあと、ねじ穴をどうするか

ボルトを抜いて終わり、ではありません。多くの場合、その穴にもう一度ボルトを入れて使います。状態に応じて、次のいずれかをご提案します。

そのまま使えるめねじが無傷で残っている場合。タップでさらって終わりです。いちばん安く済みます。
タップを立て直す山が部分的に潰れている場合。同じ呼び径のまま復旧できることがあります。
ヘリサート(コイルインサート)を入れる山が失われている場合。下穴を広げてインサートを入れ、元の呼び径に戻します。
オーバーサイズにするヘリサートも入らないほど広がっている場合。相手部品の変更が必要になります。

ドリルで深追いすると、この選択肢が右へ右へとずれていきます。触る前にご相談いただければ、いちばん左の選択肢で済むことが多いというのが、実際にお預かりしている実感です。ヘリサートの下穴寸法についてはヘリサートの下穴径・図面指示の早見表にまとめています。

CHECKLIST

業者を選ぶときに確認すること

折れ込み工具の除去は、どこに頼んでも同じ結果になる作業ではありません。依頼先を探されている方が確認すべき点を、自社のことも含めて率直に挙げます。

  1. 自社に放電加工機があるか外注に回している場合、日数が読めず、途中の相談もできません。当社は自社工場で加工しています。
  2. 写真だけで可否を答えてくれるか現物を送らないと何も言えない、という先は判断に時間がかかります。写真で答えられるのは経験の量に比例します。
  3. 取れない場合の扱いを先に言うか「やってみないと分からない」で預けると、費用の話が後出しになります。当社は取れないと判断した時点で理由をお伝えします。
  4. 除去後の復旧まで相談できるか抜いた後にねじが使えなければ意味がありません。復旧方法まで含めて話せる先を選んでください。
  5. 期日を先に確認してくれるか車検や納車の日程がある場合、間に合うかどうかを先に言える先でないと困ります。
SHIPPING

送っていただくときに

同梱していただきたいものお名前・連絡先を書いたメモ、折れているボルトの呼び径(分かれば)、希望の納期。伝票の控えは不要です。
梱包割れ物と同じ扱いで十分です。アルミの角が当たって欠けないよう、緩衝材で包んでください。
油や汚れ落としていただく必要はありません。そのままお送りください。
お急ぎの場合発送前にお電話いただければ、到着日に合わせて段取りを先に組んでおきます。

所在地は愛知県尾張旭市です。名古屋市・瀬戸市・春日井市・長久手市をはじめ東海三県からは直接お持ち込みいただくこともできますが、大半のご依頼は宅配便で全国からお預かりしています。遠方だからという理由でためらう必要はありません。

FAQ

よくあるご質問

車両ごと持ち込む必要がありますか?

いいえ。折れたボルトが入っている部品だけをお送りください。シリンダーヘッド、クランクケース、ミッションケースなど、外した状態でお預かりします。全国から宅配便で受け付けています。

エキストラクター(逆タップ)まで折れています。それでも取れますか?

取れます。エキストラクターは超硬で非常に硬く、ドリルでは揉めません。放電加工は硬さに関係なく溶かせるので、折れたエキストラクターとボルトの両方を除去できます。この状態のご依頼は珍しくありません。

アルミのねじ山は残りますか?

残せます。放電加工は電極の真下にあるものだけを溶かすため、電極が触れていないめねじには影響しません。ただし、すでにドリルでねじ山が削れている場合は、除去後にヘリサートなどでの復旧をご提案します。

費用はどのくらいかかりますか?

ボルト・タップ1本の除去で、数千円〜5万円程度(税抜)が目安です。径・深さ・材質・部品の大きさ・段取りで変わります。写真1枚をお送りいただければ、営業時間内は当日中に目安をお返しします。

どのくらいの日数がかかりますか?

通常は1週間前後、お急ぎの場合は特急で2〜5日です。日程が決まっている場合は、先に期日をお知らせください。間に合わない場合は早い段階でお伝えします。

取れなかった場合はどうなりますか?

事前の写真確認の段階で、取れないと判断した場合はその理由をお伝えします。無理にお勧めはしません。万一お預かり後に困難と判明した場合も、状況をご報告したうえでご相談します。

STUD BOLT

エキマニ・マフラーのスタッドボルトが折れた方へ

排気系のスタッドボルトは、熱と錆で固着して折れやすいボルトです。折れた高さ別の外し方と、修理費用・工賃の決まり方を、専用の記事にまとめています。

まずは写真1枚から

いまの状態のまま、写真を送ってください

触る前の状態が、いちばん安く早く直せる状態です。折れた部分の寄りと全体が分かる写真があれば、取れる見込みと費用・日数の目安を営業時間内は当日中にお返しします。図面は不要です。判断だけのご相談でも構いません。

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