いま木や樹脂、アクリルで作っているその商品を、金属に置き換えたい。そう考えたとき、どこに相談すればいいか分からず止まっていませんか。
町工場に問い合わせても「図面はありますか」と聞かれる。図面はない。あるのは、いま売っている商品の現物と、こういう形にしたいというイメージだけ。数も、最初は1個か2個でいい。そういう相談を、当社はお受けしています。
図面がなくても、現物か写真があれば話が進みます。
いま使っている木製・樹脂製の商品を送っていただければ、それを金属にできるか・いくらか・何日かかるかをお答えします。1個からお受けします。専門用語での説明も不要です。「こういうものを作りたい」だけで構いません。
こんな方からのご相談をお受けしています
既存商品を金属版にしたいブランド
木製・樹脂製で売れている商品の上位ラインを作りたい。同じ形のまま素材だけを変えて、質感と価格帯を上げたい。
作家・個人でものづくりをされている方
自分のデザインを金属で形にしたい。個人でも、1個からでもお受けします。法人でなくても構いません。
雑貨・インテリアのメーカー
新商品の素材に金属を検討している。まず試作を1個見てから、量産するか判断したい。
店舗・空間をつくる方
サインプレート、什器の金具、ロゴの切り文字。既製品にない形を、図面なしで相談したい。
デザイナー・設計事務所
3Dデータはあるが、作れる工場が見つからない。データからそのまま製作できます。
記念品・ノベルティをつくる方
周年記念、贈答用、限定品。少量で、他にないものを作りたいという相談も歓迎です。
木や樹脂を金属に置き換えると、何が変わるか
同じ形でも、素材が変わると商品は別物になります。値段を上げられる理由が、手に取った瞬間に伝わる——これが金属を選ぶ一番の理由です。
| 観点 | 木・樹脂・アクリル | 金属 |
|---|---|---|
| 手に取ったときの印象 | 軽い。価格なりに見えやすい | 重みがあり、質感で価格が伝わる |
| 耐久性 | 割れ・欠け・反り・色あせが起きる | 長く使える。経年変化が「味」になる素材もある |
| 価格帯 | 上げにくい | 上位ライン・限定品として設定しやすい |
| ギフト需要 | 日常使い向き | 記念品・贈り物として選ばれやすい |
| 写真映え | 光を反射しにくい | 光を受けて陰影が出る。撮影で映える |
| 初期費用 | 型があれば安い | 1個あたりは高い。ただし型は不要 |
| 小ロット | 型代が必要で少量は割高 | 1個から作れる |
金属の強みは「型がいらない」ことです。樹脂の成形や木型の量産では、まず型を作る費用がかかります。当社の加工方法は型を作らずに1個から形にできるため、売れるか分からない新商品を、少量から試せます。反応を見てから数を増やす、という進め方ができます。
当社ができること
放電加工という方法を使います。刃物で削るのではなく、電気の熱で金属を溶かして形をつくる加工です。力がかからないため、細い形や複雑な輪郭でも歪まずに仕上がります。
髪の毛ほどの細い金属線が、輪郭の上をゆっくり進みながら金属を溶かして切っていきます。複雑な形でも、刃物を作り替える必要がありません。
型(電極)を沈めると、その形が金属に写し取られます。くぼみ・段差・模様など、平らでない形をつくるときに使います。型が必要になるぶん、板を切り抜くより手間がかかります。
1. 板から形を切り抜く(最も得意)
金属の板から、輪郭をそのまま切り出します。どんなに複雑な形でも、道具を作り替える必要がありません。切り口はなめらかで、バリもほとんど出ません。
向いているもの:プレート状の商品、ロゴの切り文字、装飾パーツ、タグ、平らな小物
2. 立体的に彫り込む
くぼみや凹凸のある形をつくります。その形をした「型」が必要になりますが、3Dデータをお持ちであれば、協力会社に型の製作を依頼できます。
向いているもの:ロゴの刻印、模様の彫り込み、受け皿状のくぼみ
3. 量産・仕上げの橋渡し
当社だけで完結しない工程は、協力会社と組んで進められます。表面の仕上げ、メッキ、量産の体制づくりなど、窓口は当社ひとつで構いません。
例:研磨・表面処理・メッキ・数を増やすときの工程設計
複数の会社を回っていただく必要はありません。「この形を金属で作りたい」とご相談いただければ、当社でできる部分は当社が、できない部分は協力会社につないで形にします。窓口はひとつのままで進められます。
こんなものが作れます
「金属加工」と聞くと機械部品を思い浮かべるかもしれませんが、商品そのもの・商品の一部・売り場で使うものまで幅広く作れます。実際にご相談の多いものをまとめました。
| つくるもの | 具体例 | 向いている素材 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 商品そのもの | プレート状の雑貨、ペーパーウェイト、しおり、コースター、置物 | 真鍮・ステンレス・銅 | 木や樹脂の商品を、そのまま金属版にできます |
| アクセサリー | ピアス・イヤリングの飾り、ペンダントトップ、ブローチ、バングルの板 | 真鍮・ステンレス・チタン | 細く複雑な形ほど、この加工が向きます |
| ブランドの顔になる部品 | ロゴプレート、銘板、商品タグ、バッグや財布の金具 | 真鍮・ステンレス | 既製品にないロゴ形状を、そのまま形にできます |
| 記念品・ギフト | 周年記念のプレート、名入れの板、贈答用の小物、誕生の記念プレート | 真鍮・銅・ステンレス | 1点ものでも作れるので、贈り物に向きます |
| 売り場・空間で使うもの | 切り文字サイン、什器の金具、ディスプレイ台の脚、値札ホルダー | ステンレス・鉄 | 既製品にないサイズ・形に対応できます |
| 撮影・演出の小物 | 撮影用の小道具、装飾パーツ、ロゴを抜いた板 | 真鍮・ステンレス | 金属は光を受けるので、写真映えします |
| 道具・生活まわり | 栓抜き、ヘラ、定規、ペット用のネームタグ、鍵まわりの小物 | ステンレス・真鍮 | 薄い板から切り出す形が得意です |
| 楽器・趣味の道具 | ピック、金具、パーツの交換品、廃番になった部品の作り直し | 真鍮・ステンレス・チタン | 現物があれば、同じ形を再現できます |
ここに載っていないものでも構いません。上の表は、相談の多いものを並べただけです。「これは作れますか」と写真を送っていただくのが、いちばん早い確認方法です。お受けできない場合も、その場ではっきりお伝えします。
作れる形の見分け方
作れるかどうかは「商品の種類」ではなく「形」で決まります。ここを先に知っておくと、デザインの段階で迷いません。
見分け方はひとつだけです。上から見た形が、そのまま下まで続いていれば作れます。星でも歯車でも文字でも、輪郭がどれだけ複雑でも変わりません。深さの途中で形が変わるもの(くぼみ・ふくらみ・彫り込み)は「型」を作ってから彫るため、お見せいただければ、どちらになるかその場でお答えします。
形のほかに、条件は2つだけです。ひとつは電気を通す金属であること。木・樹脂・アクリル・ガラス・陶器は加工できません(木の商品を金属に置き換えることはできます)。もうひとつは数量で、何万個という規模になると、型を作る方法のほうが安くなります。どちらも、その場で正直にお伝えします。
大きさと厚みの目安
実物をイメージしていただくために、目安を挙げます。厚みは、手に取ったときの「重み」を決める大事な要素です。迷ったら、いま使っている商品の厚みをお知らせください。
| 厚み | 手に取った印象 | 向いているもの |
|---|---|---|
| 0.5〜1mm | しなやかで、軽い | しおり、タグ、薄い装飾パーツ、何かに貼って使うもの |
| 1.5〜3mm | しっかりして、ほどよい重み | 最もよく選ばれます。プレート、アクセサリー、キーホルダー |
| 4〜10mm | ずっしりして、存在感がある | ペーパーウェイト、置物、記念品、什器の金具 |
| 10mm以上 | かなり重い | 重量そのものを活かす商品、構造にかかわる部品 |
切り抜きの大きさ
板から切り抜く形は最大820×730mmまで。A2サイズより大きい範囲です。小さなものであれば、1枚の板からまとめて切り出せます。
彫り込みの大きさ
立体的に彫る場合は最大1200×800×450mmまで対応できます。大きなものでもご相談ください。
細かさの限界
髪の毛ほどの細い線で切るため、細い切り欠きや小さな文字も抜けます。どこまで細かくできるかは、図案を見てお答えします。
作りたいものが作れるかどうか、写真1枚でお答えします。
素材も厚みもまだ決まっていなくて構いません。現物か写真があれば、作れるか・いくらか・何日かかるかをお答えします。見積りは無料、最短3時間で回答します。
素材は、質感と価格で選べます
同じ形でも、素材によって印象と価格が変わります。迷ったら、作りたい商品の雰囲気を伝えていただければご提案します。
| 素材 | 見た目・手ざわり | 向いている商品 | 知っておきたいこと |
|---|---|---|---|
| 真鍮 (しんちゅう) | やわらかい金色。使うほど色が深まる | アクセサリー、雑貨、プレート、ギフト | 経年変化を「味」として売れる。人気が高い |
| ステンレス | 銀白色。清潔感があり錆びにくい | 日用品、キッチン用品、屋外で使うもの | 手入れが楽で、日常使いの商品に向く |
| チタン | 軽く、独特の落ち着いた色 | 高価格帯の商品、アクセサリー、アウトドア | 軽さと高級感。着色は別工程で対応 |
| 銅 | 赤みのある色。経年で深く変化する | インテリア、器、装飾 | やわらかく傷が付きやすい点に注意 |
| 鉄・鋼 | 重厚。素地は無骨な印象 | 什器、金具、インダストリアル系 | そのままだと錆びるため、塗装やメッキが前提 |
| アルミ | とても軽く、明るい銀色 | 軽さを優先する商品 | 加工はできるが、形状によっては他の方法が適する場合も |
先にお伝えしておきます。この加工方法は電気を通す金属にしか使えません。木・樹脂・アクリル・ガラス・陶器はそのままでは加工できません。「木の商品を金属に置き換える」ことはできますが、「木を加工する」ことはできない——この違いだけご承知ください。
図面がなくても大丈夫です
ものづくりの会社に相談すると必ず図面を求められますが、当社は現物や写真からでも進められます。お持ちのもので構いません。
現物がある
最も確実です。いま売っている木製・樹脂製の商品を送っていただければ、寸法を測って同じ形を金属で作れます。
写真だけある
写真と、おおよその大きさ(縦横何センチか)が分かれば相談できます。定規と一緒に撮っていただけると助かります。
イラスト・手描きがある
紙に描いた絵、パソコンで作ったロゴデータでも構いません。きれいな図面である必要はありません。
3Dデータがある
そのまま製作に使えます。立体的な形の場合は、このデータをもとに協力会社へ型の製作を依頼できます。
「まだ何も決まっていない」段階でも構いません。素材も、厚みも、仕上げも、決めてから相談する必要はありません。作りたいものの写真と「こういう雰囲気にしたい」だけお送りいただければ、そこから一緒に決めていきます。
進め方|まず1個だけ作ります
いきなり数を作る必要はありません。まず1個作って、手に取って確かめてから次を決めていただけます。
STEP 1
写真か現物を送る
作りたいもの、または今の商品を送ってください。専門用語は不要です。見積りは無料です。
STEP 2
素材と仕上げを決める
「どんな雰囲気にしたいか」を伺い、合う素材と厚みをご提案します。金額もこの段階で確定します。
STEP 3
1個つくって確認
実物をお送りします。手に取って納得できなければ、そこで終わりで構いません。
売れ行きを見てから増やせます。型を作らないため、最初に大きな費用をかける必要がありません。10個作って売れ行きを見る、反応が良ければ100個に増やす——そういう進め方ができます。在庫を抱えるリスクを小さくしたまま、新しい素材を試せます。
費用はどう決まるか
金属の加工費は「素材が高いから高い」のではありません。形を切り出すのにかかる時間で決まります。つまり、次の3つで変わります。
① 輪郭の長さ
切る線が長いほど時間がかかります。複雑な形ほど費用は上がりますが、複雑でも「作れない」ことはありません。
② 板の厚み
厚いほど時間がかかります。厚み1mmと5mmでは、重さも印象も費用も変わります。ここは一緒に決めましょう。
③ 個数
段取りの手間は個数で分散します。1個より10個のほうが、1個あたりは下がります。
見積りは無料で、最短3時間で回答します。金額を見てから判断していただけますし、予算を先に伝えていただければ、その範囲で作れる形・厚み・素材をご提案します。「この予算では難しい」という場合も、正直にお伝えします。
できないこと
お問い合わせいただいてから数日待たせた末にお断りする、ということはしたくありません。先に、できないことをはっきり書いておきます。
金属以外の素材
木・樹脂・アクリル・ガラス・陶器・革は加工できません。電気を通す金属であることが条件です。
完全に尖った角(R0)
加工の性質上、角にはごくわずかな丸みが残ります。かなり小さくはできますが、ゼロにはできません。
大きすぎるもの
板から切り抜く加工は最大820×730mm、彫り込みは最大1200×800mmまでが目安です。
何万個という大量生産
数が非常に多い場合は、型を作る方法のほうが安くなります。その場合は正直にそうお伝えします。
よくある質問
Q. 個人でも依頼できますか。法人でないと駄目でしょうか。
A. 個人の方でもお受けしています。法人・個人は問いません。作家の方、ブランドを立ち上げたばかりの方からのご相談も歓迎しています。
Q. 本当に1個だけでも作ってもらえますか。
A. 作れます。最低数量は設けていません。この加工方法は型を作らずに済むため、1個でも成立します。まず1個で確かめてから数を決めていただくのが、いちばん失敗の少ない進め方です。
Q. 図面が描けません。それでも相談できますか。
A. できます。現物・写真・手描きのイラストのどれかがあれば進められます。図面はこちらで起こします。専門用語で説明していただく必要もありません。
Q. デザインを勝手に使われたりしませんか。
A. お預かりしたデザイン・データを、他のお客様に流用することはありません。秘密保持契約の締結にも対応します。ご心配な場合は、お問い合わせの際にお申し付けください。
Q. 表面をピカピカにしたい、色を付けたいのですが。
A. 研磨・表面処理・メッキは、協力会社と連携して対応できます。窓口は当社ひとつのままで構いません。仕上がりのイメージをお伝えいただければ、実現方法をご提案します。
Q. 立体的な形も作れますか。
A. 形によります。立体的な凹凸は、その形をした「型」が必要です。3Dデータをお持ちであれば、協力会社に型の製作を依頼できます。まずは形を見せていただければ、可否をお答えします。
Q. 売れ行きを見てから数を増やしたいのですが。
A. その進め方をお勧めしています。型を作らないため、最初に大きな費用がかかりません。少量で試してから増やす、という形で長くお付き合いいただいているお客様もいます。
Q. 遠方ですが対応できますか。
A. 全国からお受けしています。現物は宅配便でお送りいただき、完成品も発送します。愛知県尾張旭市の工場へ直接お越しいただくことも可能です。
お問い合わせのとき、これだけ書けば話が早い
分かる範囲で構いません。空欄だらけでも大丈夫です。下をコピーして、書けるところだけ書いて送ってください。
- ・作りたいもの:(例:いま木で作っている商品を金属版にしたい)
- ・おおよその大きさ:縦 cm × 横 cm × 厚み mm
- ・希望の素材:真鍮/ステンレス/チタン/銅/未定・相談したい
- ・仕上げのイメージ:ピカピカ/マット/素材のまま/未定
- ・数量:まず 個(今後の予定:あり/なし/未定)
- ・ご予算:1個あたり 円くらい/相談したい
- ・希望の時期: 月頃まで/急いでいない
- ・秘密保持契約:必要/不要
- ・添付:写真・イラスト・3Dデータなど(あるものだけで結構です)
