放電加工の量産単価は「何となく高い・安い」で語られがちですが、実はコストを構成する要素は明確です。仕組みを理解すれば、図面の描き方やロットの組み方で単価を下げられる余地が見えてきます。調達・設計担当に向けて、量産単価の決まり方とVA/VEの考え方を解説します。
放電加工の量産単価を決める主な要素
- ✓加工時間:放電は除去量と仕上げ条件で時間が決まる。深く・広く・鏡面ほど時間増。
- ✓電極の設計・製作:形状が複雑なほど電極コストが増える。共用できると有利。
- ✓要求公差・面粗さ:要求が厳しいほど仕上げ工程が増え、単価が上がる。
- ✓材質:超硬・難削材は加工難度が上がる。
- ✓ロット数・段取り:段取り費を数量で割るため、まとめ生産ほど1個あたりが下がる。
単価を下げる“図面の考え方”(VA/VE)
① 過剰な公差・面粗さを見直す
全面に厳しい公差を入れていませんか。機能上必要な箇所だけに公差を絞るだけで、仕上げ工程が減りコストが下がります。「不要な精度を緩める」のは最も効果的なコストダウンです。
② 工法転換を相談する
切削や研削で苦労している工程を放電加工に置き換えると、難形状・難削材を一発で仕上げられ、トータルコストが下がる場合があります。逆もまた然り。工法ありきで考えないのがVEの要点です。
③ ロットと内示でまとめる
段取り費は数量で割られます。内示・まとめ発注で1個あたりを下げられます。
当社は40年のノウハウで「この形なら、この工法・この電極が安い」をご提案します。図面段階のVA/VE相談も歓迎です → 図面を送って相談する
見積りで確認すべきこと
単価の妥当性は、内訳(加工時間・電極・仕上げ・段取り)が説明されるかで判断できます。オンライン見積 や図面送付で、まずは概算と内訳を取りましょう。
よくあるご質問
FOR MASS PRODUCTION & CONTRACT MACHINING
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